■2019年11月4日 [特別講演会]魂の人アウグスティヌス

− 特別講演会 正教会をもっと知りたい人のために −

魂の人アウグスティヌス

〜私の最内奥よりさらに内に在す神〜

日時:2019年11月4日(月・祝)13時〜15時

会場:正教会 西日本教区センター

講師:片柳 榮一(京都大学名誉教授)
1944年 栃木県足利市に生まれる。
1963年京都大学文学部入学。1972年京都大学大学院文学研究科(基督教学)単位修得退学。1973年西ドイツエルランゲン大学留学(1975年まで)。1976年関西学院大学専任講師、1987年神戸大学助教授、1999年京都大学大学院文学研究科教授(基督教学)2008年聖学院大学大学院アメリカ・ヨーロッパ文化学研究科教授、現在同大学院客員教授。
著書『初期アウグスティヌス哲学の形成』(創文社、1995年)等。

アウグスティヌス(A.D.354-430)は古代キリスト教の最大の教父であり、また最初の近代人であるとも評される。彼が求め見出した神は、単に天の彼方に在す遠き神ではなく、私の最も内よりさらに内に在す近き神である。
アウグスティヌスはキリスト教教理を確立した人であるが、その教理は、決して空疎な論理にすぎないものではなく、自らの深い内省と探求に裏打ちされた人を生かす真理である。

京都ハリストス正教会 西日本教区センター
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でんわ 075-231-2453
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